2019年9月14日土曜日

Paris繋がりの音楽


昨日の広島交響楽団の演目は
ショパンのピアノ協奏曲第1番と
矢代秋雄さんの交響曲





ショパンはポーランド出身であるが
Parisで活躍した作曲家であり
矢代さんは戦後すぐにParisへ留学し
作曲技法を学ばれた方である





このParis繋がりによって選曲されたであろう
矢代さんが作られた交響曲は
総監督であり指揮者でもある下野さんが
とても愛している楽曲なのであろうと感じた






初演は61年前であり近代音楽である
クラシックを好む観客が多いので
そこから外れた部分について
彼の見解で解説してくださった





そして最後に言われたこと
「わからないと思います,私も分かりません」
それでも目を閉じて耳をすませば
自分の経験と音が溶け合う部分が必ずあると






そして広島初演のその交響曲は
とても素晴らしいものであった
ノートリダムの鐘の音も聞こえてきて
私の眼の前にもParisがあった






母と妹もとても感動して気に入っていた






ピアニストの清水和音さんが弾かれた
アンコールの曲はラフマニノフ
ラフマニノフは協奏曲のイメージで
ピアノの曲は知らなかったので驚いたけれど
ピアノ伴奏の歌曲であった
とても素晴らしい演奏であった







広島交響楽団のアンコールの
プーランクの曲も素晴らしかった
これもParis繋がりで選曲されたのであろう
ペール・ラシェーズ墓地に眠っておられる
Paris出身の素晴らしき作曲家の曲であった







Parisの風を感じることもできて
ほんとうに素晴らしき演奏会であった







広島より,愛と感謝を込めて

Belle passion   YUKIKO

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