2017年8月6日日曜日

祈りの日

今日は広島にとって、大切な慰霊の日。



だから、休日にも関わらず、京都から帰ってきた。
そして、原爆投下の時刻に黙祷。




私の祖父と伯父は、原爆で亡くなった。
だから、会ったことはない。
祖父といっても、おそらく今の私と同世代で、
伯父は12歳だった。




そのときの、父の家族、特に祖母の苦しみや悲しみを思うと、
胸が締め付けられる。
そのとき幼すぎて、父や兄の死が理解できなかったであろう、
父も不憫に思える。




戦争やテロは、想像力の欠如がもたらしている。
ジョン・レノンが歌ったように、イメージすること。
人間として、尊厳を持って生きるには。




昔は広島の人間だけの祭日であったのが、
今は世界中から様々な国の方が来てくださっている。
8月6日を選んで広島を訪れてくだっさているかたに、
希望を感じる。





夜は、平和公園に行き、その後、祖父と伯父のそれぞれ、
被爆した場所、名前の刻まれた碑のある場所をお参りした。
母と、妹と。
実際に会ったことのない、義父と義兄に、
父がなくなってから30年以上たっても親近感を感じて、
きっちりお参りする母を尊敬する。




そういった思いを感じることが、
戦争やテロを無くすことに通じている。




今までのブログの写真は自分で撮影したものだけでしたが、
今日のは、妹撮影。
みんなが祈っている場で、何枚も写真を撮るのは、
憚られたため。




広島より愛と感謝を込めて。




Belle passion   YUKIKO

0 件のコメント:

コメントを投稿