2019年12月17日火曜日

子育ての哲学


他に綴ろうと思っていたことが
別にあったのだけれども
今日Asamiさんから教えていただいた
子育てのロジックが素晴らしすぎるので
それについて語りたいと思う






私には子どもはいないので
厳密な意味での子育ては
理解していないのだろうと思う
それでも子どもに関わる仕事なので
子育てに関する記事はよく読んでいる






その中でびっくりした記事があった






フランス人の子育ては
子どもに対してとても冷たくて
そんな大人に育てられているから
フランス人はみんな冷たい






あからさまに感じの悪い方もいるけれど
私にとってはほとんど全ての
フランス人はとても親切である
冷たいと感じるのはごくごくたまにである
私から見れば日本人よりも
フランス人の方が優しく親切である






そして今日はTiffanyちゃんが
遠くで泣いている声が聞こえていた
Asamiさんは毅然とレッスンを進められ
私もそれに引き込まれていき
泣き声は全く気にならなかった






レッスン後にお聞きすると
今は寝ているとのことであった






そして子どもとは賢いので
泣いて相手の様子を伺っている
そこで甘やかしてしまうと
自立心が育つのを阻んでしまうので
心を鬼にして一人にしているとのこと






もちろん全ての不愉快を
取り除いた上でのことである
その状態で泣いてもダメとわかると
寝てしまうのだと仰った






私の読んだ記事の冷たいとは
ただの甘やかしをしていないこと
本当に子どものことを考える愛ならば
子どもが生きていくために必要な
自立心が育つように接するであろう






日本は子どもに手をかけることが
良いことだという風潮がある






しかし考えてみてほしいのだけれど
親も教師も自分が子どもにとって
必要なくなる時を目指しているはずである
ずっと頼って欲しいとはエゴである






フランスの素晴らしき子育ての哲学である






広島より,愛と感謝を込めて

Belle passion   YUKIKO

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